お彼岸に聴きたい曲
2017/03/20 Mon
こんにちは♪
音楽教室ソラーレ、江古田・練馬桜台・小竹向原教室です。
お彼岸は年に2回あり、春分の日でもある今日は、春彼岸と言われています。
お墓まいりに行かれた方も多かったのではないでしょうか。
今日は3曲ご紹介しようと思います。
♪忘れな草：リヒナー作曲
昔、騎士ドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、
誤って川の流れにのまれてしまう。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「僕を忘れないで」という言葉を残して死んだ。
残されたベルタは、ルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。
忘れな草の花言葉：「真実の愛」「私を忘れないで下さい」
♪暁の歌：シューマン作曲
1854年、シューマンがライン川に身を投げる半年前に書かれた作品で、5つの歌からなります。
亡くなる前に書かれた作品の1つです。
この小品集は、夜明けに感じることを描写しています。
あまり知られていない曲ですが、是非聴いてみてください。
♪交響曲5番より「アダージェット」：マーラー作曲
映画「ベニスに死す」のテーマ曲としても有名なこの曲。
交響曲第5番の第4楽章に当たる曲です。
「死の嘆き」や「生の勝利」といった重いテーマを感じさせる交響曲第5番の中で、
第4楽章「アダージェット」が描くのは「愛の世界」！
マーラーが出会うなり恋に落ち、結婚した運命の女性・・・
アルマへのラブレターとも言われています。
このアダージェットは、マーラーがアルマに宛てた愛の証なのです。
今日はお彼岸。
大切な人を想いながら、ぜひお聴きください。
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